欧州の宝飾に関する貴重書約3000冊以上をアイテム毎に目録記述し、一部の頁をスキャニングしてDBに登録しました。個人蔵であった書籍は、17世紀からの貴重資料も含まれ、業務参考資料としてだけでなく、ライブラリー設置・公開へと動き始めています。

都心で建物解体前、明治・大正・昭和・平成迄の建物変遷を示す古い資料群が発見されました。図面だけでなく、そこで展開された組織活動を物語る古写真、文書・モノ資料も含まれていました。ISAD(G)で整理・体系化し、シリーズ記述を行い、デジタルアーカイブズの仕組みを構築しました。(K社傘下で実施)

大震災時、各局の記者が現場で取材した生情報(紙資料、映像、音声、写真、モノ資料)を5年後にセンターに集積し、体系化を図り「震災報道アーカイブズ」としての保存基盤を構築しました。使われなくなったメディア媒体は、タグ付けしてそれぞれマイグレーションを行い、将来的にも活用できる体制を整えました。(A社傘下で実施)

有名アーティストの倉庫で、何十年に渡る創作物の在庫を調査し、アイテム毎に目録に記述し、画像も保存しました。その結果、作品のコンテンツ管理と、ロケーション管理が達成でき、展示出品の際、作品選別と搬出入時に、有効活用できるようになりました。

「メモ魔」と言われていた技術系役員が退職された時、蓄積された大量の個人資料(保管庫5個分)が残されました。それらを分析・整理して、工法名でタグ付けし共有化を図ったことで、教育資料や販売促進資料に生まれ変わりました。